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2021/02/08 00:44


アガベの発根管理ははっきり言ってかなり簡単です。
ospの発根管理は数パターンありますが、ここでは暖かい春から寒い冬までの発根管理(発根方法)を簡単に説明したいと思います。
アガベの発根管理で大事なのは温度と湿度です。
春暖かくなってくると比較的簡単に発根させる事が出来ます。
まずアガベに対して小さいめの黒プラ鉢を用意します。
そこに赤玉土や鹿沼土など無菌の用土を気持ち少なめに入れます。
アガベの株元を深めに植え込み、用土をしっかりと湿らせ陽当たりの良い場所で管理します。
発根するまでは用土が湿った状態を維持します。
ぐらつきが無くなったり、葉のシワが取れれば発根してます。
発根後は水やりを減らして下さい。
次に寒い冬の発根について説明したいと思います。冬は気温が上がりにくいため発根させるのが難しいと思われがちです。
ospではハウスの中で黒いプラ鉢に太陽光を当て、鉢内の温度を上昇させ発根させます。
この時ももちろん用土が湿った状態を維持します。
ハウスを持っていない人はどうすればいいのか、と思った方も多いのではないでしょうか?
実は陽当たりの良い窓際でも、ハウスと同じように黒プラ鉢の温度を上昇させ、発根管理をする事が出来ます。
普段暖房を入れている部屋なら簡単に発根させる事が出来ます。
次に陽当たりの良い窓際がない人でも出来る発根管理について説明します。
室内の温度を25度前後をキープします。
後は用土が湿った状態をキープして下さい。
それだけです。
暖房器具を使い25度以上キープすればそのうち発根します。
稀になかなか発根してくれない株があります。
そういう時は株の根の生え際を軽くカットし、生きた繊維を剥き出しにします。
発根剤を塗った後に殺菌剤を塗り、数分乾燥させ薬剤の状態が安定してから植え込みます。
どうしても発根しない場合はこの作業を繰り返して下さい。
まず1回で発根します。
当方殺菌剤はダコニール1000の原液を使用してます。
以前風通しについて無くても良いと説明してましたができれば扇風機等で風を発生させる方が蒸れの防止につながります。ユタエンシスに関しては強めの風を当てる事をおすすめします。
どうしても気になる事があればInstagramの方にdmお願いします。